【オリジナル本革製品制作】イタリアンレザー小物で商品企画スタート!

【オリジナル本革製品制作】イタリアンレザー小物で商品企画スタート!

イタリアンレザー商品の第2弾に向けてタイ市場のリサーチをお願いしました。

 

こんにちは、パルモランジュのmikaです!

 

おかげ様で新発売のイタリアンレザー名刺入れは、相変わらずご好評いただいています!

 

本場のイタリアから輸入しているYANKEE社製のイタリアンレザーを素材に、タイのハイブランド製造工場で生産していただいていることもあり、品質が良いという口コミを引き続きたくさんいただいています。

 

Palmolangeスタッフです。主に検品や梱包を担当しています。

mika

 

レビューはひとつひとつしっかり拝読しています。ありがとうございます!

 

弊社ではイタリアンレザーを使用した商品はこの名刺入れが初めてだったので、この人気に乗じてイタリアンレザー商品の第2弾も企画しています。

 

今回の本革オリジナル商品の開発秘話

社長から、第2弾の商品は私が企画してみたらどうか、というご提案をいただいたので、しばらくは市場リサーチやお客様のニーズなどのデータ収集の日々が続きそうです。

 

Palmolangeスタッフです。主に検品や梱包を担当しています。

mika

 

一応、いま考えているのは小物系ですね!

 

もしあなたが、高品質なイタリアンレザーを使用して、比較的リーズナブルな小物を作るとしたら、どんなものを企画しますか?

 

 

「小物じゃないとだめなの?」

 

「なんで小物を企画しているの?」

 

もしかしたら、このような疑問をお持ちかもしれませんので、ちょっと商品開発の裏をお話ししますね(笑)

 

実は私自身もまだまだ勉強中で、社長から聞いた話をアウトプットする場所としてこの場をお借りしますので、もしよろしければ読み進めていただけると嬉しいです♪

【中小企業戦略】イタリアンレザー商品の第2弾も小物で企画する理由

革製品だったら基本的に何でも生産をお願いできるのですが、大きいものだと原料であるイタリアンレザーの量が増えてしまうことのコスト増の他、構造が複雑になることで製造工程が増え、製造費が上がってしまいます。

 

また、例えばバッグ等のかさばるもの、容積が多いものですと、輸送コストが大きく上がってしまいます。

 

そのため、第2弾の商品も小物で企画していこうと、現段階では案が出ている状態です。

 

一般的にお店側としては、どうしても「なるべく立派なもので、機能的でカッコいいものを作ろう」と思ってしまいがちなのですが、必ずしもお客様がそれを欲しいと思っているとは限らないのが、難しいところです。

 

例えば、家電などでも必ずしもフラッグシップの最上位モデルが売れるわけではないですし、逆にこういった最上位モデルは企業の開発力や技術力をアピールするために存在して、実際はごくわずかしか売れないことの方が多いのはご存じかと思います。

 

Palmolangeスタッフです。主に検品や梱包を担当しています。

mika

 

社長が言うにはスポーツカーなんかがわかりやすいよ、だそうです。

画像引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/gt-r.html

 

Palmolangeスタッフです。主に検品や梱包を担当しています。

mika

 

私はどちらかというとインドア派なので、休みの日に大画面でNetflixの映画を見たいです(笑)

画像引用:https://panasonic.jp/viera/products.html

 

ちょっと話が横道にそれちゃいましたが、マーケティング的な話をすると「高いものを売るために、もっと高いプラン(オプションなど)をワザと作成する」や、「一番売りたいものを真ん中の仕様(プラン)にして、その下にエントリーモデルや、上にハイクラスのモデルを作る」などの戦略もあるそうです。

 

私たちのショップの場合は、こういった自動車や家電と違うので、お客様と向き合ってどういった商品を作るかということを考えていきます。

 

実は複雑で便利な機能が無くても、比較的シンプルで最低限の機能さえ保持して品質が良く、なおかつコスパが良いと思っていただければそれが売れる商品に繋がります。

 

Palmolangeスタッフです。主に検品や梱包を担当しています。

mika

 

実際にAmazonの売れ筋ランキングをリサーチしてみたら、どのカテゴリーの商品も比較的安価でシンプルなものが上位に入っていることの方が多いように感じました!

 

どうしても物量では資金が潤沢にある大手の販売店さんにはかないませんし、高品質を維持したまま複雑で高機能なモデルを大量生産するとなると、正直厳しかったりもします。

 

私たちの商品企画の方向性は、中小企業だからこそ「お客様に寄り添った高品質、使いやすくて、コストパフォーマンスの良い商品」というコンセプトで開発を進めていこうと考えています。

 

インターネットのおかげで、日本にいながらもタイで提携している仕入れ会社とは、毎日気軽に連絡が取れる環境が整っていて、タイの市場調査や工場との新商品の打ち合わせも、随時対応してくれるので非常に助かっています。

 

先週末は、仕入れ出来る商品や市場調査の一環として、写真を撮ってきていただきました。

 

 

 

 

 

タイの仕入れと輸入手続きを代行していただいているTFNさんから写真を提供していただいています。

 

タイ市場で出回る既製品でも魅力がある商品が多く、個人の方でもタイ観光のついでにタイの革製品を購入して日本に持ち帰り、メルカリなどで販売している方もいるようです。

 

私たちの場合は自社で商品の企画をしているので、タイの市場調査で現地の販売価格と卸価格を調査した上で、企画書を工場に持っていき、どういう構造が、どのくらいの価格で製造できるのか、という打ち合わせを進めていく流れになります。

 

私たちは製造する側として専門家では無いので、簡単そうな構造だと思ったら意外と工程があって製造費が上がって、想定していた売価で販売することが難しくなってしまう場合もあります。

 

その場合は、どの工程で製造費が上がってしまうのかということも、タイの提携会社と工場のやり取りを丁寧に情報を共有してくれるので、私たちは企画を練りなおして再提案するということを繰り返していきます。

 

 

Palmolangeスタッフです。主に検品や梱包を担当しています。

mika

 

今回、別案件でスティングレイ(エイ革)の商品の取り扱いについても情報をいただきました。エイ革は「泳ぐ宝石」と呼ばれて、高級な皮革素材として珍重されています。こういった商品についても、弊社でも取り扱いたいと考えています。

 

今回のYANKEE製のイタリアンレザーを使用した製品は、タイの提携工場がイタリアから原料を輸入している関係で他の革製品よりも製造に時間がかかってしまうので、できるだけ段取りよく進めて商品開発の進捗状況も可能な範囲で発信していけたらいいなと思っています。

 

今回は私が新商品の企画をする機会をいただいたので、お客様のニーズを一生懸命リサーチして少しでもご満足いただけるような良い商品をお届けできるように頑張ります!

 

最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

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